こんにちは。ネクストドア竹中です。
弊社で力を入れている事業の一つにDX事業があります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉は昨今よく耳にするようになりましたが、
弊社は創業当初からその課題に向き合ってきました。
結婚式場の業務支援ツールや顧客管理システム、ネットショップなど、
NextDoorが今まで手掛けてきたサービスを活用する上で欠かせない考え方だからです。
しかし、日本ではDX化が進んでいるとは言えません。
各企業が作り上げてきたレガシーが邪魔をして、思うようにIT化が進まない事例が多々あります。
ただ、昨今のコロナ禍において劇的に変化が生まれ始めました。
非対面での決済や電子マネーの普及、zoomを代表とするオンラインサービスの活用。
いよいよ本格的なDX化の流れが始まろうとしています。
今後の企業は「モノ」から「コト」への新しい価値観への対応が急務です。
ITの進化により、人々は物質的な「モノ」から、「経験=コト」を重視するという新しい価値観を持ち始めています。単にモノを買って満たされるのではなく、サービス全体の価値を重要視しているのです。
そんな価値観に対応するため、
これからの企業は、戦略立案・データ解析を駆使して
「これまでにないビジネスモデルを見出すこと」が必須になります。
これは、経済産業省が指摘した「2025年の崖」というDXレポートです。
詳細はこちら
![](https://nextdoorltd.jp/wp-content/uploads/2021/06/スクリーンショット-2021-06-05-11.43.23-1024x710.png)
DXの推進が企業の課題となっている理由として、
よく既存の基幹システムやソフトウェアなどが時代遅れである問題が挙げられますが、
実は、業務の流れを変えることへの抵抗など、社内の“体制” や“考え方”が邪魔をしています。
契約書も紙でなければいけないのか?ハンコは実際押さないといけないのか?
今回のコロナ騒動で、業務のデジタル化が一気に進みましたが、
契約書をデータ化する環境も、デジタルはんこも、システム自体はコロナ前からあったのです。
出社できない、IT化しないと止むを得ない状況になったからこそ実現したと言えます。
社内の文化・意識が変わらないとDX化が進まないという実例です。
コロナ禍をDXで乗り越えた事例を紹介
ここで、弊社が取り組んだ事例を一つご紹介します。
クライアントは、名古屋に本社を構える花屋さん。
コロナ禍の緊急事態宣言を受け、一時は営業停止状態に陥りましたが、
ネットショップを立ち上げ、持ち前の高いクオリテイのサービスで見事にコロナ禍を乗りきった事例です。
弊社は、ネットショップの選定から立ち上げ、運営補助を行いました。
ネットショップをただ作ればいいと思っている方は多いかと思いますが、そうではありません。
まずは、社内の販売に至るまでの体制を再構築をする事が重要です。
今まで対面で販売していたものをネットという世界で売るために、どうやって人の目に触れるのか?
また山ほどある商品からいかに差別化をして選んでもらうのか?これがとても重要です。
ネットショップのサイトを作る事が目的ではないのです。
弊社の場合、ネットショップを制作する前の「事前準備」に最大限の時間と知恵を使います。
その上でどのようなターゲットに、どんなサービスを届けるのか?
また、そのサービスの強み・弱みなどを分析して、勝てる戦略を立案します。
そして、その戦略を実現するプロダクトを作り、ネットショップ立ち上げ後の運用サポートも行います。
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その結果、ネット販売で単月280万の売り上げを作るに至りました。
もちろん、この結果が得られたのは、クライアント様の商品とサービスの良さによるものです。
その素晴らしい商品やサービスを、どのようにお届けするのか?
新たなモノやコトを生み出し、新たなレガシーを作る。
私たちは、そんなお手伝いができればと思います。